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FIVE FLAVORS : SIX FRUITS


伊藤勇気、ドラマー。POMERANIANS脱退後、バンドHYPE SESSIONS開始。下北沢TROCADERO HOUSEのライブプロデュースやドラム教室講師、ドラム・パーカッション等によるアーティストサポートなどを手がけている。
by youchang_pome
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MY BAND

2008年より"HYPE SESSIONS"開始。
次回ライブ:6/20(FRI)@六本木SUPER DELUX

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the bond
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MY WORKS

TROCADERO HOUSE
下北沢のビストロ・フレンチレストラン"トロカデロ・ハウス"。僕はライブ周りのプロデュースを行っています。素敵なアーティストが集まるライブイベントは必見です!自慢のお食事・飲み物も是非☆

TROCADERO HOUSEのブログ
実はこっそり僕が管理しています。トロカデロの最新イベント情報などが参照できます。

Yonny
2007年夏、逗子の海の家で偶然出会いがしら、彼女のライブにカホンで飛び入り参加した。その場で意気投合し運命的な出会いから、パーカッションによるサポートを開始。

rica tomorl
リカ・トゥモール。Yonnyとのツイン・ヴォーカル・グループ、東京エスムジカのヴォーカリストとして、2004年5月にメジャー・デビュー。2007年1月よりソロ活動をスタート。沖縄と東京を拠点に精力的にライブを行っている。天性のファットな声質に恵まれたナチュラル・ボーン・ヴォーカリスト(HPより引用させていただきました)
僕はドラム・パーカッショニストとしてライブ・レコーディングに参加しています。


BASS SYNDICATE
月1ペースでトロカデロハウスにて瀬川信二くんのライブを行っています。編成は瀬川信二(koyabu board, vo)、子安文(fiddle)、伊藤勇気(ds)で、カントリーや珠玉のカバーをお届けしてまーす!うまいワインの肴にどうぞ。

肯定アンサンブルズ

TUFF SESSIONのドラマーYaggy(ここではvo)率いる、アコースティックレゲエバンド。gtにSaw(the brother woods)、baにFunk(TUFF SESSION)、djembeにJun、cajonは僕が担当。
レゲエスタイルの有機的なセッションに乗せて、思うがままにリリックを放つ。それが肯定アンサンブルズスタイル。幼女は笑い、老婆は踊り、男達は爆笑する(実話)ライブを続行中。

nitt
2008年5月よりサポート開始!ポメラニアンズ時代に体得したドラミングが一番生きる場所かもしれません。次回ライブはは7/13(SUN)@TROCADERO HOUSE

POMERANIANS
バンド「ポメラニアンズ」にてメンバーとして2007年まで4年間活動を共にする。その間、通算シングル4枚、アルバム3枚をリリース。またFUJI ROCK'04, RISING SUN ROCK FESTIVAL'05, SUMMERSONIC'06など日本の大型フェス出演や、日本のミュージックシーンで現在活躍している風味堂・チャットモンチーなど、たくさんのアーティストと一緒にツアーを回るなど、活動は多岐に渡った。2007年10月に脱退。現在もバンドは活動中。

斎藤真実
人気TV番組"あいのり"に「おまみ」として出演する前から音楽活動を続けていた彼女。
ずいぶん昔からの付き合いで、2006年よりサポート開始。
アーティスト仲間でもあり、深い親友でもある。

ドラム教室
下北沢にてドラムの個人レッスンを開催中!要望があれば、別日程・別の場所も組めます。詳しくはメール(mailtoyuki@aol.com)
をください。



OPEN MIC!
毎週月曜日は"OPEN MIC"という名のジャムセッション大会をトロカデロでやってます。そのイベントブログがこちら。一緒にセッションしませんか?

MY SITE



2004/10~2006/03の期間やっていたマイブログ


2006/03~2007/02の期間やっていたマイブログ


MY FAVORITE

mixiやってます。
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=1291170

非常に残念だ。

僕は基本的に何事にも肯定的な人間だと思う。

だからこそ、ブログに否定的なこととか、悩み事だとか

うっかり書いてしまったりはしない。

でも今日だけは、この題名で日記を書こうと思う。

非常に残念だ。_d0103678_6414876.jpg



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僕はここ数年、

いわゆる「衝動」というものに突き動かされて生きてきた。

心地よかったり、豊かな気分にさせてくれた体験をしたときは決まって

その前に「衝動」がある。



衝動というものを、僕なりに分かりやすく言い直せば「パッション」ってやつだ。

パッションなんてこのご時世に本気で言ってたらただの馬鹿だと思われるかもしれないが、

僕は馬鹿で結構なのだ。

なぜならそのことについて、僕は納得しているからだ。



パッションで何かを実現させるということは

簡単なことではない。

心の底から自分にとって納得できる「なにか」を見つけた時、

それがパッションだ。

「なにか」に対して、一寸の曇りもなく、ただ前を向くだけでいい。

それこそがパッションだ。

見つかることはあっても

それを見つけようとして見つけかるほど、簡単なものではない。

見つけることができたなら、実現に向けて行動に移すのは意外にも簡単なことだったりする。

僕はそれで自分の思う方向に、その時その時、辿り着いてきたと信じている。

それで実現したものは、なにものにも変えられない喜びがある。


自分の納得のいく方法を試行錯誤しながら、

何よりその考えを共有してくれる・信頼できる仲間がいたからこそ

成り立ってきた。



僕の素敵な仲間達も

同じように各々のパッションに従って

それをお互いにぶつけ合ったときに起こるマジックが楽しみで

毎日互いに顔を突き合わせているのだと思う。

少なくとも僕の周りはそうだ。

僕はこれからも愛すべき仲間達と同じようにそう生きていくだろうし、

肯定し続けるだろう。


僕はそういった感覚を音楽やバンドに教わり

今は音楽以外のことでもそういった関わり方で生きられていられることを誇りに思う。


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家族や会社、学校、サークル、部活、昔のクラスメートの集まり、取引先のお客さんなどなど…

それらを全部ひっくるめて今風に言うと「コミュニティ」ってやつが社会に生きている以上誰にでもあるように、

僕にも同じくたくさんのコミュニティ、さらに言い直すと「仲間の繋がり」ってやつがある。


僕が関わっているコミュニティのなかに

「パッション」でもって、お互いを高め合おうとしている仲間が集まるコミュニティがいくつかある。

例えばバンド。例えば仕事。例えば趣味を分かち合う集まり。

前置きが少々長くなったが、今日書きたかったのは

そんな高め合おうとしている、あるコミュニティでの話しだ。


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2年間、あるコミュニティで挑戦し続けた仲間がいた。

彼は急にそのコミュニティから離れることになった。

彼のパッションが内部の意識のズレによって、ないがしろにされたからだ。

こんな表現をすると一方的で、意識のズレに対して彼がきちんと対応しなかったとも言えるかもしれないが

他にやりようがあったんじゃないかと思える出来事があった。

フラットに言い換えれば、コミュニティ内の信頼関係が崩れたのだろう。

メンバー間のコミュニケーションが不足していたのだろう。

詳しいことは僕も後から知った。

パッションが彼にあることだけは僕にもハッキリ理解できて、

コミュニティとぶつかり合って意見をすり合わせるだけの余裕が彼には十分にあった。

コミュニティはそのチャンスを放棄した。

信頼関係が破れて、彼の心は破れた。


お互いを分かり合えずに、放棄しあった現場に立ち会った。

事の済んだ後だったから、僕の力になれることは何もなかった。


パッションは信頼関係がないと全く無力で

それを分かって信頼し合っている仲間の集まりだと感じていただけに

とても残念だった。


彼は自分のパッションの通じる場所を探して旅立つ決意をした。

決意した後も、彼はコミュニティの行く末を心配していた。



パッションをないがしろにしたコミュニティは

たとえ頑張っても彼がもたらした魅力を取り戻すことはできないだろう。


愛を捨てたら、同じ愛が二度と帰ってこないのと同じだ。


コミュニティは正しいであろう決断を下したのだろうけど。



何が正しいか、何が正しくないかというのは、問題じゃない。

正しいと定義づけるのが、そもそもの大きな間違いなのだと

好きな人が言っていたのを思い出した。


高めあってなんぼのコミュニティでは、みんなで肯定していきたいよね。

あっち向いている愛すべきメンバーがいたなら、突き放すより先に、振り向かせてあげなきゃ。

それでこそ「高めあうコミュニティ」でしょう?


僕もそのコミュニティの一員で、続けていくからには僕にも責任がある。

今回彼が犠牲になったというのは、捨て置けない話だ。

みんなで彼のことよりもコミュニティの存続を取ったのだから、

きちんと彼が戻ってこれる場所を作ってあげることが

せめてもの僕らの責任だと思った。
by youchang_pome | 2008-04-12 06:41 | Diary
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